今回紹介する漫画は『おふろどうぞ』です。
本記事ではネタバレを含みません。
お風呂っていいですよね。最近は、シャワーだけですます時も多いですが、ゆっくり浸かるのは気持ちいいです。温泉とかはそれほど長くは入れませんが、ちょうどいい温度の温泉はとてもリラックスできます。なかなか私に適温な温泉には出会えないですけども(笑)!
巻数
1巻
総合評価 1点(1.2点)
面白くなかったです。
各指標評価
1.ストーリー 1点
読むことをオススメしません
6つの短編作から構成されています。どれの作品にも、お風呂が登場します。が、お風呂はそこまで重要なファクターではありません。これ、お風呂じゃなくても同じ話を描けますね・・・。例えば、料理を中心にしても話はできそうなので、著者は物語を量産できるフレームを獲得しました。別領域での展開が可能なので、量を生み出せます。
作品の内容自体はスラスラ読めます。特に深い話もないので、絵を目で追うだけになります。各短編の終わりは、「ま、こんなものか〜」という感じでそれほどの意外性や面白さはありません。
端的に言えば、私には1ミリも面白くなかったです。
2.キャラクター 1点
読むことをオススメしません
全ての話に似たような性格のキャラクターが登場します。それらキャラクターも一般的な性格で、既視感があります。
3.読みやすさ 1点
読むことをオススメしません
登場人物の区別がつきませんでした。絵の描き分けができていないんですよね。時間や場所も、振り返って変わっていたことに気づいたり、描き分けがうまくありません。形式的な読みやすさは皆無でした。本作品をきちんと読み込めた気がしません。
4.没入感 2点
読みたければ読めばいいと思います
6つの短編が集まっている作品なので、それぞれの作品をスラスラ読めます。どういう展開になるだろうか、と気になっては読めます。結局は何のひねりもありませんでしたが、だからこそ、何かインパクトあるオチがあるのでは、と期待しながら最後まで読めます(笑)。
5.独創性 1点
読むことをオススメしません
短編ものであれば、実は6つの作品がつながっていた、というオチがあっておかしくないと思うんですがね。本作品では、すべての話が完全に独立していました。1話目の主人公が、実は3話目のお隣さんであった、とか時間や空間的な交わりを期待していただけに残念です。
最後に
試し読みで雰囲気をつかんでから、購入されるのがいいと思います。この試し読みの範囲でも、私には苦手でした。そして、こんな感じの雰囲気がず〜っと続きますよ。
試し読み
こちらから購入できます
ネタバレあり感想
おすすめ漫画ランキングはこちら