漫画おすすめソムリエ子

月に100冊の漫画を読むソムリエ子が、あなたに適った漫画(完結済み)を紹介します!ネタバレを含む感想も書いていますので、ぜひ意見交換しましょう!

[バレあり]我らコンタクティ_感想042[5点]

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今回は『我らコンタクティ』のストーリー毎に私の感想と注目ポイントを紹介したいと思います。ストーリーの分け方は私の分類によりますので、もしかすると皆さんとイメージと違うかもしれません。

本記事ではネタバレを含みます。

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

 

各ストーリー感想

憂鬱編 1巻(1話)

カナエちゃんは社会人生活に不満を抱きながら、そこから脱出させてくれる何かを待っています。自分の力で脱出するのではなく、誰かからもたらされる何かによって。こういう人、多いですよね。

 

私の周りのも不満ばかり言う割に、自分からは行動しない人がいます。カナエちゃんを含め彼らからすると行動しているつもりなんでしょうが、圧倒的に足りない。

 

他人を道具としか考えていなく、自分を他の誰よりも賢いと思う自意識過剰感。なんなんでしょう。カナエちゃんは、自分のことを「明るく元気でクラスの女子のリーダー」だったと評価しています。う~~~ん、とても香ばしい主人公です!

 

かずき君との再会で展開されるメダカの話。かずきくんの変質っぷりを表すスパイスでしょう。こういうことを描かないとキャラ付けできない漫画家なのか、と否定的に読んでいました。

 

しかし、その後の「いつも 7時か8時には ここ通るのに 今日遅いから すごく待ってた」というセリフ。かずきくんとの再会場面は、衝撃でした。

 

小学校の同級生という設定、宇宙をテーマにした漫画から、ロマンス的な展開を勝手に予想していましたからね。

 

そして、宇宙で映画を上映するという目標。小学3年生の時、カナエちゃんと一緒に出会った宇宙人に見せるため。そのために太陽系を超えるロケットを作っているかずき君に狂気を感じました。

 

1話の最後、「もう帰ってよ」というかずき君の一言。これが、シンプルにかずき君のヤバさを表現しています。脳が“ヤバい”と警告します

 

仲間編 1巻(2~3話)

2話と3話では、クラブのママ、かずき君の兄が仲間になります。カナエちゃんが、どんどんロケットに夢中になる姿、かわいいですね。1話とは違い、応援したくなる主人公です!

 

兄からママに1万円が手渡される場面に遭遇し、ゴシップを期待したカナエちゃん。ママが煙草に火をつける流れで、1万円を燃やし出した時点で、この漫画は、これまで読んできた展開と違う、と気づきました

 

途中、兄からママに書留でお金が届きます。兄、娘がいるのね。にも関わらず、ママと密な関係なのはゴシップです。が、ママの火への魅力が大きすぎて、ゴシップは掠れてしまいます。

 

火を見ると落ち着くママ。自分の人生も楽しいはずなのに、他の人が楽しんでいるのを見ると嫉妬してしまうママ。その流れで、かずき君兄の工場を放火しようとするママ。ぶっとんでいます。ママの思想はわかりますが、これ、宇宙漫画ですよ。

なぜ、その設定なのか。

 

兄は、本当はかずき君と一緒にロケットを作りたかったんですね。だけど、プライドがあって、自分からは声をかけられずモヤモヤしていました。

 

渡したお金をママが燃やしていると知り、驚き、振られ、お酒の力もあり、かずき君のロケットを破壊しようとロケットを叩き続けます。

 

兄の魅力は、その人間臭さがありながらも、潔いところです。兄弟喧嘩した後の非を認める潔さは、常人よりも高めです。

 

打ち上げ編 1巻(4~5話)

宇宙開発機構の教授。ロケットが自分のものにならないから、打ち上げ妨害をしてきます。教授は、映写機を積まないロケット、木星までのロケットにしようと提案します。

 

読み手は、彼らの熱い思いを知っていますが、教授はそれを知らないので、打ち上げを人質にすれば懐柔できると考えているのでしょう。

 

そんな中、兄の調査により、打ち上げに関する問題が解消されました!手紙は兄からですよ。仮病で会社を休み、打ち上げ準備に取り組むカナエちゃん。しかし、それは妨害されました。

 

そのため、海を泳いで渡る二人。途中の「絶対一緒に打ち上げよう」というかずき君のセリフ。心動かされた人、多いのではないでしょうか。これまで素気なかったかずき君が、カナエちゃんを言葉でパートナーとして認めた場面です。

 

打ち上げの緊張感。妨害者が迫る中、ロケットの行く末を見守る2人。この緊張感が、次のページをめくる手を早めます。と同時に、もっとゆっくり読みたいと思う気持ちも芽生えます

 

最後のページの見開き、感動があります。登場人物は個性的で、絵もよくわかんない感じで、感動を狙いにいく漫画には見えないのに。彼らがロケットを作る過程を見守り、打ち上げでの妨害に憤慨し、そして、無事に起動したのを見て、感動しました。

 

最後に

すごい漫画です。

文字だけでは伝えられません。

 

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ネタバレなし評価 

 

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