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[バレあり]青春相関図_感想037[4点]

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今回は『青春相関図』のストーリー毎に私の感想と注目ポイントを紹介したいと思います。ストーリーの分け方は私の分類によりますので、もしかすると皆さんとイメージと違うかもしれません。

本記事ではネタバレを含みます。

青春相関図(1) (講談社コミックス)

青春相関図(1) (講談社コミックス)

 

各ストーリー感想  

発生編 1巻(1話)

序盤の「めんどくさいじゃん?人間関係って」という春の言葉。春は、勇⇒青、日南⇒青の好意を理解していたのでしょう。だから、青との交際が発覚すると、勇と日南から、嫌がらせを受けると考え、交際の事実を隠したかったのだと思います。

 

主人公は、強い正義感持ち、正論を振り回しています。その正論の主張が強い。純白の意見なので、周囲にはなかなか受け入れられません。そして、純白の正義感は、真相を解明するためなら何をしてよい、という考えを青の中に芽吹かせました。

 

それに対抗する同級生は、保身のため、主人公を潰しにかかります。弱い自分を守るため、他者(青)を攻撃する彼ら。都合が悪くなった場合には、正々堂々ではないと怒り狂う彼ら。過激です。しかし、ありそうな過激さです。

 

春は、あざといです。あれが素であれば、同性からは相当嫌われるでしょう。そして、素でなければ、やはり、春こそマスクをかぶったピエロでしょう。私は、ダルマこそ春だと思っていました。自分の内面を他者化し、自分を拒絶している者と見なしている、と。

 

トカゲ編 1~2巻(2~8話)

2つの「ピッピ」が同一人物を表していないなら、4つの「私」が同一人物を表していない可能性を考えなければなりません。
 
勇の激昂の理由は、青を手に入れるためなら、春を潰すということですかね。その前の「正体がばれたら怒る」は、「同性愛者(正体)とばれたら」ではなく、「青を手に入れるために真相を潰そう(正体)とばれたら」でしょう。
 
1巻の最後、トカゲが勇をホームから突き落とします。なんという凶悪なピエロ。肉体系です。小賢しいところもあります。トカゲの正体は牛原でした。5人のピエロに殺されるは、牛原の場合、いずれ過激なストーカーと化した牛原に殺される、という意味でしょう。
 
牛原は、周囲に置いて行かれないように、自分を下げることで笑いを取っていました。他の生徒もそうですが、彼らをそこまで追い詰める学校環境が狂っています。
 

魔女編 2~3巻(9~20話)

紫エリカ、 とんでもない魔女でした。自分の配下に魔女の格好をさせ、魔女≠紫エリカと誤認させました。主人公も読者も、魔女は女性と暗に思っていただけに、魔女=男という説にはまりましたね。
 
青を利用してのミスコン優勝はさすがです。正体がばれてからは青の好感度向上に努め、その目的が春の居心地の悪い空間を作るためです。ばれるまでの立ち回り、ばれてからの立ち回り、知的なキャラです。
 
春を突き落とした犯人ではありませんでしたが、春をいじめていた犯人でした。
 

ダルマ編 3巻(21~25話)

ウェイウェイチームのはずなのに、巻末の人物相関図では、苦手な人物として「張」の名前があります。 そして、帳は、1巻1話で、春と話したことがないと言っています。 それは、怒っていたからと言いますが、まずは心配するでしょう。彼らは、本当に仲がいいのでしょうか
 
ダルマは、佐藤。正体はすぐにばれますが、それから少し頑張ります。人の顔色を読むのが得意で、勇⇒青だと気づきました。それを利用して、自分がダルマでないことを隠そうとしています。
 
ダルマが春に殺意を持つ意味は分かりません。ダルマは言葉で人を操ることを得意としますが、実行力がない臆病ものですもの。う~ん。そして、最後、春、意識戻してます。何も解決していないのに、解決したかのような爽やかな終わり方。う~~ん。
 

 私の考える5人のピエロ

おまけの設定資料(名前入り人物相関図)は、無視します。教祖は、青だと思います。
青に盲従している者もおり、やはり、「教祖」は「青」でしょう。そうすれば、3年3組の人物相関図に青が登場します。
 

1話にあった、「俺こそピエロだ」は、青がそう演じただけでなく、春からはそもそもピエロに見えていたのでしょう。青の転校の理由が描かれていないので、本来は青の過去編があったのでしょう。そこでも、教祖というピエロを演じ、周りを操っていたエピソードがあったと思います。

 

2年の頃、退学した者がゲンコツという設定ですが、ゲンコツは、勇でいいです。ダルマは佐藤では力不足です。人物相関図の4つの「私」は、すべて「春」を表すんですかね。春が4つの人格を持っている意味とも考えられます。そうであれば、ダルマが春自身であっても説明がつきますね。

 

「5人のピエロに私は殺される」 
  1. トカゲ :ストーカー化した牛原(他殺)
  2. 魔女  :いじめによる自殺を狙う紫(自殺)
  3. ゲンコツ:青を手に入れるため物理的に春を亡き者にする勇(他殺)
  4. 教祖  :信頼を勝ち取り心を隷属させようとする青(心的殺害)
  5. ダルマ :自分の中にいる受け入れられない自分(自殺)

 

最後に

原作担当と漫画担当が別れている作品は、内容があり面白いです。

打ち切りになったのは残念です。たぶん、ダルマの話から打ち切りように修正されているのでしょう。

 

資料設定にとらわれずに考えた時、皆さんには誰がピエロに見えましたか?

 

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ネタバレなし評価 

 

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