漫画おすすめソムリエ子

月に100冊の漫画を読むソムリエ子が、あなたに適った漫画(完結済み)を紹介します!ネタバレを含む感想も書いていますので、ぜひ意見交換しましょう!

[バレあり]言の葉の庭_感想019[3点]

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今回は『言の葉の庭』のストーリー毎に私の感想と注目ポイントを紹介したいと思います。ストーリーの分け方は私の分類によりますので、もしかすると皆さんとイメージと違うかもしれません。

本記事ではネタバレを含みます。

各ストーリー感想

出会い編 1巻(1話)

カラーで3ページ目の雨で濡れている雪野の絵、どうしてもエロティックな絵にしか見えませんでした。その瞬間、読むのをやめようかと思ったくらいに苦手な絵です!が、新海誠さん原作ということで読み続けました。

 

秋月くん、高校1年生の設定です。雨の日の午前中は学校をサボるという意思。職人っぽい偏屈さが出ています。そして、いつものサボりポイントで出会ったのが、雪野でした。雨の中、狭い場所で知らない他人との雨宿りは窮屈ですね〜。その相手が異性となるとなおさらです。秋月は、あまり気にせず作業していますが。

 

気づけば秋月は雪野にはまっています。雨が降った時には、会えるのをの楽しみにしています。これは、雪野が気まぐれで残して行った短歌が原因でしょう。短歌によって、雪野のミステリアス感が増大しています。秋月は、雪野の足に注意が向いています。

 

足編 1巻(2〜4話)

気づいたら、秋月と雪野で食べ物の交換が行われています!

 

夢を追い続けるかどうか悩む秋月に、雪野は応援する言葉をかけます。雪野的は、それは優しさでなく甘さであると自責しています。しかし、私は、学校の先生の本分は生徒の夢を応援することと考えいているので、雪野の行為は教師として善です。むしろ、そのような思想にさせた周囲の先生が悪です。やりたいことがある生徒の夢を摘む先生は、私も出会ったことがあります。

 

足のサイズを計る場面の艶やかさ。この作品、最大の見せ場です。ヒューマンドラマ的なストーリーですが、それはおまけにすぎません。本作品は、この場面が主役なんです!今までは可愛らしい系であった雪野の表情が、一瞬Coolになります。雪野は27歳くらいですので、お姉さんの素足を触る経験は、彼にとって邪念も芽生えたでしょう。

 

足フェチは、靴職人になるのがいい 。そう思わせてくれる作品です(笑)。

 

秋月想い編 1巻(5〜6話)

雪野は古典の先生だったので、短歌に詳しいのです。趣味が職業になった例ですが、高校の先生は適していませんでした。高校生は、悪魔みたいな存在です。

 

男子高校生は、力がある猿です。女子高校生は、気に入らない他人を陥れるサタンです。そんな魑魅魍魎の伏魔殿である高校は、心優しい雪野には適さない職場でした。実際に、サタンのような教え子にはめられ、脳が猿レベルの教え子に潰されましたからね〜。

 

秋月は、その真相を知り、悪いやつらをやっつけに行きました。雪野の評判を守りたいという動機よりも、自分が想っている人を守りたいという動機でしょう。秋月と雪野の関係がここまで発展していなければ、雪野の退職は秋月にとって意味をもたない出来事でした。

 

15歳の秋月に、雪野先生の雨濡れ場面は刺激的過ぎるでしょう。教師フェチという性癖が身についたとしても、それは環境のせいです。 唇、胸、そして足に興奮しています。その後、なんと雪野先生の家に行くという流れ。・・・、私はなんのジャンルの漫画を読んでいるのでしょうか。

 

雪野想い編 1巻(7話)

雪野に突き放されたことで、切れる秋月。若い、若すぎるぞ!秋月も、他の男子高校生と何も変わらないことがここで表現されています。信用した人に裏切られたと思い、そんな相手ならもうしらないと憤る様は、若者特有の自己中心性から来ています。

 

だからこそ、 相手が傷つくと容易に想像できる言葉を投げかける秋月。これは、自分のものにならないなら、そのまま消えて無くなってしまえという男性特有の独占欲が表現されています。

 

そんな秋月に依存する雪野。メンヘラの気質がありますね!

 

最後に

この漫画や『君の名は。』を読んで、新海誠さんの作品に興味がでた方には、『秒速五センチメートル』のアニメがおすすめです。鬱になると評判の終わり方ですが、私にはそこまではなりませんでした。「鬱になる人=童貞」説を唱えています(笑)。

 

ただ、終わり方がとてもとても綺麗で、そして切なくなります。胸がキュッとなる経験をしたい時に、最も適した作品でしょう!

 

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ネタバレなし評価