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[バレなし]夜は短し、歩けよ乙女_評価002[3点]

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今回紹介する漫画は『夜は短し、歩けよ乙女』です。

本記事ではネタバレを含みません。

 

下はアニメ映画の『夜は短し、歩けよ乙女』です。


私は映画館に見にいきました。

映画では、2種類の劇場来場者特典(映画の「その後」にあたる内容が書かれた小冊子)が配られており、私は見た時期の関係で「2」を得られました。「1」は別に読む機会があり、一応は続編を知っている感じです。小冊子の内容は、両方とも手紙の形式で、「1」誘い(先輩→乙女)と「2」その返事(乙女→先輩)です。当時、「1」の小冊子は、メルカリで700円くらいで取引されていました。無料のものが700円、すごい!

私は絵もテンポも映画版が好きです!!

 

夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)

夜は短し歩けよ乙女 新装版 上 (MFコミックス アライブシリーズ)

 

巻数

3巻(上・中・下巻)

 

総合評価 3点(2.8点)

ストーリーや世界観は悪くはないのですが、いかんせん私には絵が合いませんでした。単なる大学生の日常漫画ではなく、大学生の青春恋愛漫画ですね。主人公にとってはつまらない日常が、端から見ると、実はかなりキラキラした青春です。

 

各指標評価

1.ストーリー 3点

興味があれば読むことをオススメします

先輩(大学2年生?)と乙女(大学1年生)の 恋愛物語です。時間軸としては、春から冬です。主人公にとっては、春が来ていたかどうかは分かりませんが(笑)。終わり方的にも、春到来へつながるものでした。

 

摩訶不思議な出来事も起こり、現実と少しの非現実が混ざった作品です。ありがちな恋愛ものと言えば、そうかもしれません。しかし、物語の舞台を京都にしており、本作品を読めば間違いなく京都で大学生活を送りたくなります!

 

 

2.キャラクター 3点

読みたければ読めばいいと思います

主人公である先輩は、童貞を拗らせてしまった典型的な性格、思想となっています。自分を「清楚」と思っている男ほど下劣な者はいないでしょう。主人公は下劣、しかし、勇気がなさすぎるために無害なキャラです。犯罪者になってもおかしくないポテンシャルを秘めています。じれったさを感じますが、応援したい「清楚」な主人公です。

 

乙女は、いわゆる天然ちゃんでしょう。天然なキャラクターは心配な部分もあるのですが、乙女は強さと行動力をもっているので安心してストーリーを読めます。「恋」を考えだしてからは、ますます乙女です。

 

他の主要キャラクターは個性があると言えば個性がありますが、感情移入できるほどではありません。

 

3.読みやすさ 2点

読みたければ読めばいいと思います

正直、私には絵が合いませんでした。キャラクター全体が綺麗めに描かれており、絵の線も主張しているような気がしました。読んでいて目が疲れてしまったので、点数は低めです。

 

ちなみに、パンツ総番長はパンチを洗わないキャラなのですが、外見はかなりのイケメンです。

 

4.没入感 2点

読みたければ読めばいいと思います

ストーリー毎に区切りがしっかりと付いているので、休憩の目安がつきます。次のページを読みたいというよりも、のほほんと読む感じですね。

 

世界観は嫌いではないのですが、時間を忘れてまで夢中になるかと言われれば、少し弱い気がします。

 

5.独創性 4点

ぜひ読むことをオススメします

「夜」をテーマにしていますが、夜以外の時間帯の話はあります。学園祭のストーリーはとても独創的で、移動式こたつ、移動式演劇はスピード感があって面白いです。

 

主人公の考え方は読んでいて面白いですよ。あれほど童貞を拗らせた主人公はお目にかかれません。Good!

 

最後に

学生の頃に、本作品の小説を手に取り、途中で積み本になりました。漫画も映画もそうなんですが、この作品はクセがあります。その中でも小説は、千鳥のノブで言う「クセがすごい」を体現したものです。文章や言い回しが独特で一度は途中で読みやめたのですが、同著者の『四畳半神話大系』のアニメを見、同書を小説で読み、『夜は短し、歩けよ乙女』の小説に再挑戦しました。

 

『四畳半神話大系』も『夜は短し、歩けよ乙女』もアニメが一番面白いですよ!  

「夜は短し歩けよ乙女」 DVD 通常版

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試し読み


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ネタバレあり感想

 

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