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[バレなし]君の膵臓をたべたい_評価001[4点]

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今回紹介する漫画は『君の膵臓をたべたい』です。

本記事ではネタバレを含みません。

もともと2015年に住野よるさんの小説として登場した作品です。2017年に漫画化され、同年7月には実写映画化もされました。2018年9月には、アニメの映画化も公開されます。

 

下はアニメ映画の『君の膵臓をたべたい』です。


 いろいろなメディアで展開されているので、皆さんの中でも、本タイトルを知っているかたも多いのではないでしょうか。

 

君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))

君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

巻数

2巻(上・下巻)

 

総合評価 4点(4.0点)

ストーリーが魅力的な作品でした。主人公そのものに魅力はそれほど感じませんでしたが、ヒロインの健気さは素敵です。ストーリーを主と考えた場合、主人公は逆に一般的なほうがよいのかもしれませんね。詳しくは、各項目で説明しています。

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各指標評価

1.ストーリー 5点

ぜひ読むことをオススメします

主人公である根暗な男子高校生(XXX)と、不知の病に侵されている活発な女子高校生(山内桜良)を中心に進む話です。主人公の名前をXXXで表示している理由は、主人公が名前の記載を望んでいないからです(笑)。

 

話は意外な終わり方を迎えます。正直、驚きが強く、「えっ...」となりました。その部分の流れは、本作品でそれほど意識されず、意外感が強いものでした。単なる感動ものの恋愛作品と思って読んでいると、頭を鈍器で殴られたような衝撃が走ります。

 

2.キャラクター 2点

読みたければ読めばいいと思います

主人公の男子高校生が根暗という設定はよくあるものと言えます。主人公が、不知の病に侵されている女子高校生に振り回される設定は童貞のような発想ですね!

 

主人公の根暗さは一般的な根暗さに通じるものがあります。一方、ヒロインは病気と共に生活することを決意し、周囲への影響を考え不知の病であることを隠しています。単なるお涙ちょうだいのヒロインではない点は評価に値します。

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3.読みやすさ 4点

興味があれば読むことをオススメします

テンポの良さは抜群で気付けば上巻の終わりでした。小難しい話はなく、単なる若い男女の恋愛ものではないかと感じるほど、病気を意識させるような場面はフランク(一部除く)に書かれています。

 

絵はよく見るような絵で陳腐に感じられるかもしれません。この絵だからこそ、読む上でのひっかかりがなく、スイスイ読めるのかもしれません。

 

4.没入感 5点

ぜひ読むことをオススメします

テンポがよく途切れることなく読み終えました。ストーリー毎のつなぎがうまく、気付けば次のストーリーに入っており、次のページが気になる作品です。

 

終盤は読むペースをあえて落とすことで、主人公の感情を追体験できると思います。また、ヒロインの側からの感情の追体験もできるような構成になっています。

 

5.独創性 4点

興味があれば読むことをオススメします

根暗な男子高校生が、ひょんなことから活発な女子高校生の秘密を知り、仲良くなっていく展開はありがちなものです。若い男女の恋愛もので不知の病と聞けば、『世界の中心で、愛をさけぶ』をイメージされる方もいると思います。

 

本作品では、不知の病に侵されているヒロインが、病気を受け入れ共に生きる姿勢とその終わりに向かう流れが、他の作品と違う部分でしょう。不知の病に侵されているヒロインの終わり方がとても新鮮でした。

 

最後に

私は小説を先に読んでいました。もともと本を読むのは好きで、電車内の広告で本作品(小説)を知りました。当初、読むつもりはなったのですが、電車の中で高校生が読んでおり、電車の中でも読むほどに面白いのかと思い、その日に本屋で小説を購入しました。気付けば、私は最後の場面で泣いていました!

 

実写映画はまだ見ていないのですが、ヒロイン役を浜辺美波さんが演じられていますので大変興味があります!

 

試し読み

 

こちらから購入できます

君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))

君の膵臓をたべたい(上) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

  

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